頭からイヤなニオイが漂ってくるのは、頭皮の汚れと皮脂です。シャンプー方法をチェックして、頭皮ケアを見直してみませんか?



シャンプー方法のチェック
頭皮環境を整えて、ニオイ対策するためにも、シャンプーの手順を覚えておきましょう。シャンプーする時、適当に髪を濡らしてシャンプーつけてゴシゴシ洗って、シャンプーを流して…はい終了!
これだと、髪にも地肌にもよくないし、頭のニオイを悪化させちゃうかもしれません。
シャンプーする前に大事なこと
シャンプーをする前に、お湯だけで髪や地肌の汚れを落としておきましょう。これを予洗いっていいます。この予洗いをする事で、ニオイの原因になりやすい、毛穴の汚れも落としやすくなるんです。
イメージ的には、お湯のみで頭皮をマッサージしながら洗う感じです。時間的には、1~2分くらい。けっこう長めの時間ですけど、リラックスできますよ。
やってみるとわかりますけど、予洗いをする事で、シャンプー時の泡立ちがまったく違います。

シャンプーする時は泡が重要
予洗いだけで、汚れの80%~90%が落ちてくれるそうです。シャンプーの手順を紹介しておきます。
- シャンプーを手のひらに取って、空気を含ませながら軽く泡立てます
- その手の泡を髪の毛につけて、髪を利用してしっかりした泡を作っていきます
- 泡がモコモコしてきたら、頭皮をマッサージするように洗っていきましょう
- 髪全体が泡でつつまれたら終了
予洗いで残った汚れが落ちればOKです。
すすぎは時間をかけて
シャンプーでは、予洗いとすすぎがポイントになります。すすぎがちゃんとできてないと、ニオイや頭皮トラブルの原因になってしまうんです。
じゃあ、どれだけの時間をかければいいの?というと、シャンプー時間の3倍!ってよく言われます。けっこう長めの時間って思いませんか?
でも、この時間をかけないと十分にすすぎができてないということに。せっかくシャンプーしたのに、その汚れが頭に残っていては意味がありませんからね。



ドライヤーでニオイの原因をやっつける
ドライヤーしないで、そのまま寝ちゃってますか?
頭のニオイ対策には、ドライヤーは必須です。めんどくさくても、乾かしましょう。
ドライヤーの前にタオルドライ
シャンプーの後、ドライヤーをかける前にやっておくことがあります。それがタオルドライです。
お風呂から出る前に、ある程度の水分は取り除いてると思うので、お風呂から出た後の流れを説明します。
- タオルを頭にかぶる
- 頭皮から始めます。やさしく押さえつけるようにして、タオルに水分を吸収させます。ゴシゴシこすらないでくださいね
- つぎに、髪の毛の中間くらいから毛先をタオルで挟んで吸水させます。両手でやさしく押さえてください
これだけですけど、ドライヤーの時間を短くして、髪や頭皮の負担を軽くすることができます。ポイントは、やさしくですよ。


ドライヤーの使い方
ドライヤーで髪を乾かすといいますけど、一番最初に乾かすのは頭皮だったんです。頭皮を最初に乾かすことで、頭のニオイの原因である雑菌の繁殖を抑えられるし、髪の毛のためにも良いというわけです。
ドライヤーの順序は次のようになります。
- 20㎝以上離して、ドライヤーを揺らしながら風を当てる
- 頭皮を乾かすときは、髪の毛に手ぐしを入れて、揺らしながら乾かす
- 頭皮が乾いたら、根元から毛先に向かって乾かす
- 髪の毛が8割くらい乾いてきたら、冷風に切り替えてフィニッシュ
最後に冷風を当てるとキューティクルが引き締まって、ツヤが出るそうです。

マッサージで毛穴や皮脂の汚れをきれいに
シャンプーの時に、頭皮をマッサージするのもニオイ対策になるんです。
頭皮をマッサージしながら洗うことで、毛穴に詰まった皮脂汚れが取れやすくなります。血行も良くなるので、美髪効果もありますよ。
シャンプー頭皮マッサージのやり方
指の腹を使って、頭皮をほぐす感じで行いましょう。頭をパーツに分けると、覚えやすいかもです。
- 前頭部と側頭部は、指全体を左右に動かしてマッサージしながら洗います
- 次に、側頭部から上と後頭部は、細かく上下に動かしながら頭頂部まで洗っていきます
頭皮マッサージは、頭皮全体をほぐして、頭皮の血行を良くして毛穴の汚れを落とすのが目的。自分で気持ちよく感じて、毎日続けられるようにアレンジしてみましょう。
気をつけておきたいことは、爪を立てないで、強い力をかけない、時間をかけ過ぎないこと。
頭皮マッサージが、頭皮のダメージにつながってはいけませんからね。
頭皮マッサージグッズもアリかも
自分の手でマッサージするのが、めんどくさいならアイテム活用もアリです。自分では洗いにくい場所なんかは、電動タイプの頭皮マッサージグッズが便利です。
ただ、時間や力加減を注意しないとトラブルの原因になってしまうので、注意が必要ですね。
通販などで、お風呂場で使える頭皮ケアアイテムが売られてますよ。



まとめ
- シャンプーでは、予洗いとすすぎが大事
- ドライヤーで雑菌の繁殖を防ぐ
- 頭皮マッサージはニオイ対策になる
シャンプーする時のシャンプー量は、ショートだと1~1.5プッシュ、セミロングは1.5~2プッシュ、ロングだと2~3プッシュくらいが目安になります。
しっかりと予洗いができると、泡立ちの違いに驚いちゃうかもしれませんよ。
今までの、何気なくやっていたヘアケア習慣を見直してみましょうね。
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